DRMコンテンツを再生するメディアプレーヤー
このトピックでは、W3C仕様のEncrypted Media Extension(EME)APIを使用してDRMで保護されたコンテンツを再生する方法について説明します。DRMで保護されたコンテンツは、アダプティブストリーミングコンテンツ(HLS、DASH)についてのみサポートされています。
注: DRMで保護されたコンテンツの再生は、Fire TV StickおよびMac MシリーズマシンのVega仮想デバイス(DRM L3のみ)でサポートされています。他のマシン構成で、Vega仮想デバイス上のDRMコンテンツを実行しようとすると、ログに次のエラーが表示されます。
"Shaka Error DRM.FAILED_TO_CREATE_CDM"
コンテンツの再生方法については、Shaka Playerを使用したアダプティブコンテンツ(HLS/DASH)の再生を参照してください。
前提条件
WC3メディアプレーヤーを使用するようにアプリを設定します。詳細については、メディアプレーヤーのセットアップを参照してください。
Fire TVデバイスと統合するには、以下の手順を実行します。
- DRMで保護されたコンテンツで、
secureをtrue、drm_schemeをcom.microsoft.playready:またはcom.widevine.alphaスキームに設定し、ライセンスサーバーを指すようにdrm_license_uriを設定します。const content = { secure: "true", // true: セキュアなビデオバッファーを使用します。false: 非セキュアなビデオバッファーを使用します。 uri: "https://storage.googleapis.com/wvmedia/cenc/h264/tears/tears.mpd", drm_scheme: "com.widevine.alpha", // com.microsoft.playready、com.widevine.alpha drm_license_uri: "https://proxy.uat.widevine.com/proxy?provider=widevine_test", // DRMライセンス取得サーバーのURL(DRMで保護されたコンテンツの場合のみ必要です) }, - manifest.tomlファイルを開き、次のパーミッションを追加します。
[wants] [[wants.service]] id = "com.amazon.drm.key" # DRMビデオの再生に必要 [[wants.service]] id = "com.amazon.drm.crypto" # DRMビデオの再生に必要 [[needs.privilege]] id = "com.amazon.privilege.security.file-sharing" # DRMビデオの再生に必要
既知の問題
DRMの再生と高速リフレッシュ
高速リフレッシュとDRMの再生には既知の問題があります。DRMの再生をテストするときは、高速リフレッシュを無効にしてください。
関連トピック
Last updated: 2025年9月30日

