Vega Studioでアプリのマニフェストを検証する方法
アプリのマニフェストを検証すると、開発プロセスの早い段階で構成エラーを検出できます。React Nativeアプリまたはネイティブアプリをデプロイする前に、必須フィールドの欠落、誤ったデータ型、無効なURL、互換性の問題を特定することができます。
Vega SDK v0.21には、Visual Studio Code(VS Code)拡張機能であるVega Studioを通じて、組み込みのマニフェスト検証が導入されています。Vega Studioを使用すれば、以下の各開発段階において、エディター内でマニフェストの検証を行うことができます。
- 開発 - manifest.tomlファイルの編集時に即座にフィードバックが返されます。
- コードのコミット - 新しい変更内容に検証エラーが含まれるのを防ぎます。
- ビルドプロセス - デプロイ前に問題を捕捉します。
- アプリの申請 - プラットフォーム要件への準拠を確認します。
前提条件
- Vega SDKのインストール。
- プロジェクトのルートに有効なmanifest.tomlファイルがあること。
- (任意)TOML Language Supportのインストール(英語のみ)。
検証の確認
Vega Studioでは、デフォルトでマニフェストの検証が有効になります。これが機能していることを確認するには、次の手順に従います。
- VS Codeを開き、アクティビティバーで [K] アイコンを見つけます。
- [K] アイコンをクリックして、[Vega Extension] パネルを開きます。
-
[Vega] セクションにプロジェクト名が表示されます。プロジェクトを開きます。
検証が自動的に開始されます。
検証が自動的に開始されない場合
検証が自動的に開始されない場合は、manifest.tomlを右クリックし、[Validate Manifest] を選択します。
検証レポートの表示
検証結果を表示するには、[問題] パネルを確認します。
Mac: Cmd+Shift+M
Linux: Ctrl+Shift+M
検証エラーの例
検証で問題が検出されると、明確で実践的なエラーメッセージが表示されます。以下に例を示します。
Error: Missing required property 'package.id'
Location: Line 3, manifest.toml
Fix: Add a unique identifier for your package, e.g., package.id = "com.example.myapp"
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Last updated: 2025年9月30日

