スキルのテストとデバッグ
Alexa Skills Kit（ASK）には、スキルのテストやデバッグに役立つさまざまなツールが用意されています。スキルの種類と音声対話モデルによって、実施するテストの種類も異なります。
Alexaスキルのテストとデバッグの方法については、以下のガイドを参照してください。
スキルを公開する前に、少数ユーザーのグループでスキルのベータテストを行うことも可能です。
音声対話モデルのテスト
次の表に、プリビルドモデルおよびカスタムの音声対話モデルで幅広く使用されているテストツールを示します。
| ツール | プリビルド | カスタム |
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Alexa開発者コンソールのAlexaシミュレーター |
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Visual Studio CodeのAlexaシミュレーター |
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（自動テスト用）スマートホームテストツール |
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（自動テスト用）スキル管理REST API |
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Android用とiOS用のAlexaアプリ |
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Alexaアプリを使用してスキルをテストする
デスクトップまたはiOS/AndroidモバイルデバイスにインストールされたAlexaアプリを使用してスキルをテストできます。
Alexaアプリのロケールが、スキルで利用可能なロケールのうち少なくとも1つと一致していることを確認します。たとえば、スキルがen-USロケールに対応している場合は、AlexaアプリをEnglish (United States)に設定します。
Alexaアプリのロケールを設定するには
- 開発者アカウントと同じ認証情報を使用してAlexaアプリにサインインします。
- その他＞設定＞このスマートフォンのAlexaに移動します。
- 言語で、スキルのロケールに合わせて言語を設定します。
iOSまたはAndroidモバイルデバイスにインストールされたAlexaアプリで開発スキルを有効にするには、次の手順を実行します。
Alexaアプリでスキルを有効にするには
- 開発者アカウントと同じ認証情報を使用してAlexaアプリにサインインします。
- Alexaアプリでスキルを見つけるには、その他をタップし、スキル・ゲームをタップします。
- スキル・ゲームで、有効なスキルをタップします。
- スキルの種類を右にスクロールし、開発をタップします。
- スクロールしてスキルを見つけます。
- スキル名をタップし、有効にして使用するをタップします。
- アカウントリンクを使用するスキルの場合、画面の指示に従ってクラウドアカウントの認証情報を入力します。スキルへのアクセスを許可するには、権限の内容を確認し、アクセス権限を保存をタップします。
注： アカウントリンクを完了できない場合、デバイス制御クラウドアカウントの有効な認証情報を使用していることを確認します。それでも完了できない場合、開発者コンソールで提供したアカウントリンク情報に問題がある可能性があります。アカウントリンクの問題について支援が必要な場合は、開発者フォーラムでアカウントリンクのデバッグに関連した投稿を参照してください。
Alexa搭載デバイスでスキルをテストする
Amazon EchoなどのAlexa搭載デバイスを使ってスキルをテストするには、Amazon開発者ポータルで開発者アカウントのサインアップに使用したのと同じメールアドレスでデバイスを登録する必要があります。デバイスのロケールが、スキルで使用可能なロケールのうち少なくとも1つと一致していることを確認します。その後、ウェイクワードと呼び出し名を使用してスキルを呼び出すことができます （「アレクサ、＜呼び出し名＞を開いて」）。
開発者アカウント以外のアカウントでデバイスを設定している場合は、デバイスをリセットしたうえで開発者アカウントで登録しなおしてください。詳細については、対象のデバイスのヘルプを参照してください。
開発者アカウント以外のアカウントをデバイスのユーザーとして追加するには、Amazon Family機能を使用するか、またはベータテストを開始してください。
ファイアウォール内でスキルをテストする
社内環境でAlexaスキルを開発する場合、開発者がAmazon Echoデバイスを社内ネットワークに接続してテストできるよう、社内ファイアウォールのポートを開く必要があります。さらに、社内ネットワーク上でEchoデバイスを使用するには、社内環境内にコンシューマー用Wi-Fiネットワークを作成する必要があります。現時点では、Echoデバイスは社内ネットワークを直接サポートしていません。
社内ファイアウォールの次のポートを開きます。
- 入力TCP – 8080、443、40317
- 入力UDP – 53、67、68、1900、50000、5353、33434、49317、40317
- 出力TCP – *、80、8080、443、40317、67、68
- 出力UDP – *、53、123、40317、49317、33434、1900、5000、5353
その他のリソース
Alexaスキルのテスト方法については、以下の追加リソースを参照してください。
ブログ記事
- Unit Testing: Creating Functional Alexa Skills
- TestFlow: Simulate Conversations with Your Alexa Skill Code to Ease Debugging
- Building Engaging Alexa Skills: Why Testing and Automation Matter
ビデオ
アクセシビリティ関連のリソース
- Alexa Accessibility（英語のみ）
- Alexaのユーザー補助
- Accessibility at Amazon（英語のみ）
関連トピック
最終更新日: 2025 年 10 月 20 日