スマートホームセキュリティスキルの概要
Alexa
APIを使用すると、カメラ、ロック、モーションセンサーなどのスマートホームセキュリティデバイスを制御するAlexaスキルを作成できます。スマートホームセキュリティスキルは、その他のスマートホームスキルと同じ方法で作成します。詳細については、スマートホームスキルについて、スマートホームスキルの作成手順を参照してください。
ビデオやオーディオをストリーミングするクラウド対応カメラ用のAlexaスキルは、Web Real-Time Communication(WebRTC)プロトコルまたはReal Time Streaming Protocol(RTSP)を使用して作成できますが、できるかぎりWebRTCを使用することをお勧めします。双方向通信をサポートするには、Alexa.RTCSessionController
を使用する必要があります。
スマートホームスキルAPIは、OAuth2.0の仕様に準拠しています。スマートホームスキルAPIからスマートホームスキルに送信されるリクエストにはすべて、OAuthアクセストークンが含まれています。これにより、ユーザーのデバイス制御クラウドにアクセスできるようになります。デバイス制御クラウドはAuthorization Code Grantのフロータイプをサポートしている必要があります。詳細については、スマートホームなどのドメインのアカウントリンクを参照してください。
Alexa.RTCSessionController
インターフェースを実装する必要があります。Alexa.CameraStreamController
インターフェースは、これらのデバイスのWWA認定には使用できなくなりました。発話
スマートホームセキュリティデバイス向けスキルを開発するAlexa
インターフェースでは、プリビルドの対話モデルを使用します。以下に、ユーザーの発話の例を示します。
Alexa, talk to my front door camera.
Alexa, lock my front door.
Alexa, arm my home in away mode.
セキュリティスキルのAlexaインターフェース
ユーザーがスマートホームセキュリティデバイスを制御できるようにするには、以下のスマートホームAPIをAlexaスキルに実装します。各製品でAlexaインターフェースを組み合わせる方法については、デバイステンプレートを使用して開発を始めるを参照してください。
- Alexa.CameraStreamController – Real Time Streaming Protocol(RTSP)を使用する防犯カメラからのフィードを確認できます。
- Alexa.ContactSensor – 2面間の接触を検出するデバイス向けのAPIです。
- Alexa.DoorbellEventSource – ドアベルイベントを生成できるデバイス向けのAPIです。
- Alexa.LockController – ロック可能なデバイスをロック/ロック解除できます。
- Alexa.MotionSensor – 領域内の物体の動きを感知するデバイス向けのインターフェースです。
- Alexa.RTCSessionController – リアルタイム通信とWebRTCプロトコルをサポートするデバイスを離れた場所から操作できます。
- Alexa.SecurityPanelController – セキュリティシステムを設定/解除したり、デバイスのアラーム状況に関する報告を受け取ることができます。
- Alexa.SecurityPanelController.Alert – セキュリティアラートを報告するデバイスの場合、Alexa搭載デバイスでアラートを再生します。
- Alexa.SmartVision.ObjectDetectionSensor – カメラが人物や荷物などの物体を感知したときに通知を受け取ることができます。
- Alexa.SmartVision.SnapshotProvider – カメラデバイスからスナップショット画像を送信するようAlexaにリクエストできます。
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最終更新日: 2025 年 09 月 01 日