IAP用Appstore DevTestの開始手順
このページでは、アプリ内課金(IAP)用Appstore DevTestの使用方法を説明します。概要については、IAP用Appstore DevTestについてを参照してください。
前提条件
IAP用DevTestの使用を開始するには、以下の準備が必要です。
- 開発者または管理者の役割が付与されている開発者アカウント
- 証明書情報
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キーが既にある場合はそれを使用できます。ない場合は、次のコマンドを使用して新しいキーを生成できます。
openssl req -x509 -nodes -newkey ec -pkeyopt ec_paramgen_curve:secp384r1 -keyout key.pem -out cert.pem
上記のコマンドはkey.pem(プライベートキー)とcert.pem(証明書)の2つのファイルを生成します。
IAP用DevTestでは現在、登録プロセス中に使用されるデジタル証明書に楕円曲線デジタル署名アルゴリズム(ECDSA)を使用できます。
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- アプリ内課金アイテムが申請されライブ状態にあること
- テスト用アプリ申請APIを使用してアプリを登録する場合は、API認証を完了する必要があります。
アプリの登録
IAP用DevTestでアプリをテストする前に、アプリを登録する必要があります。
開発者コンソールでアプリを登録するには
- 開発者コンソールのダッシュボードに移動し、必要に応じてログインします。
- 上部のナビゲーションバーから、[アプリ&サービス] > [マイアプリ] の順にクリックし、アプリを選択します。
- アプリの左側のサイドバーで、[IAP用Amazon Appstore DevTest] を選択します。
- 登録ページの [証明書] フィールドに、アプリへの署名に使用する証明書ファイルのデータを入力し、[登録] をクリックします。
登録ページ - 証明書を使用してアプリに署名します。詳細については、アプリの準備を参照してください。
これで、IAP用DevTestを使用してテストできるようになりました。IAP APIをアプリに統合する方法の詳細については、IAPの概要を参照してください。
テスターの追加
アプリを登録したら、IAP用DevTestにテスターを追加できます。最大10人のテスターにアクセス権を付与できます。アプリをローカルでテストする場合、ここで追加したテスターのみがアプリ内課金を実行できます。アカウントでテスターを管理する方法の一般的な手順については、IAP用Appstore DevTestのテスターの管理を参照してください。
開発者コンソールでIAP用DevTestにテスターを追加するには
- 開発者コンソールのダッシュボードに移動し、必要に応じてログインします。
- 上部のナビゲーションバーから、[アプリ&サービス] > [マイアプリ] の順にクリックし、アプリを選択します。
- アプリの左側のサイドバーで、[IAP用Amazon Appstore DevTest] の [テスターの管理] を選択します。
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テスター画面で、[新規テスターを追加] をクリックします。すべてのテスターはグループに属している必要があります。この画面で、新しいテスターを追加するか、既存のグループから既存のテスターを追加するかを選択してください。
- [新規テスターを追加] ラジオボタンをクリックします。
- CSVファイルをアップロードするか、テスターを個別に追加します。CSVファイルを使用する場合は、テスターのリストを 「メール,名,姓」という形式で作成してください。テスターを個別に追加する場合は、プラス記号ボタン
を使用します。自分自身をテスターとして追加することもできます。
- グループにテスターを追加します。新しいグループを作成することも、既存のグループに追加することもできます。
- 開発者はテスターの名前とEメールアドレスをAmazonに提供する権利を保持している必要があり、テスターはAmazonからの連絡を受け取ることに同意している必要があります。また、テスターは18歳以上であることが必要です。これを確認するステートメントのチェックボックスをオンにし、[追加] をクリックします。
これで、追加したテスターに、ローカルデバイスでIAP用DevTestを使用する権限が付与されました。
アプリの準備
IAP用DevTestは、Appstore SDKバージョン3.0.3以降を使用するアプリと、Fire OS 6以降を搭載するデバイスをサポートします。アプリをAppstore SDKと統合する方法の詳細については、Appstore SDKの統合の手順を参照してください。IAP用DevTestを使用してテストを開始する前に、署名付きAPKを生成する必要があります。
登録した証明書を使用してアプリに署名するには
- アプリの登録に使用した証明書のキーストアを生成します。
openssl pkcs12 -export -out keystore.p12 -inkey key.pem -in cert.pem
このキーストアを使用して署名付きAPKを生成します。
- 署名付きAPKファイルの生成署名付きAPKを生成するにはいくつかの方法があり、Android開発者向けドキュメントのアプリに署名で説明されています。ここでは、アプリに署名してリリースする手順に従って説明します。この方法では、Android Studioを使用して、[Build] > [Generate Signed Bundle/APK…] の順に選択し、APKウィザードで要求される情報を入力します。
adb install
コマンドを使用して、デバイスにAPKをサイドロードします。コマンドの詳細については、Android開発者向けドキュメントのアプリをインストールするを参照してください。注: APKをサイドロードする前にテスターを追加する必要があります。- [設定] > [アカウントとプロフィールの設定] > [Amazonコンテンツを同期] に移動して、Fireデバイスのコンテンツを同期します。
関連トピック
Last updated: 2025年5月22日